かつて、僕のスマートフォンの検索履歴は、そんな救いのない言葉だけで埋め尽くされていました。 深夜2時。都内の外れにある、家賃4万円の木造アパート。 北向きの部屋は梅雨時でもないのにジメジメしていて、何週間も洗っていない万年床の煎餅布団からは、自分の脂とカビが混じったような淀んだ匂いがしていました。 遮光カーテンの隙間から、暴力的な街灯の光が差し込む中、スマホのブルーライトだけが顔を照らしている。 鏡を見なくても分かります。その時の僕の顔には、生気など微塵もなく、間違いなく死相が出ていました。 当時、42歳 ...